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いつのまにか雪が降り始めていた。滑走路のライトがあたる部分にだけ斜めに、白い雪が落ちていくのが見える。それだけ切り取られた、まるで芝居の書き割りのような雪景色だった。
林 真理子 / 最終便に間に合えば「最終便に間に合えば (文春文庫)」に収録 作品を確認(amazon)
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空港・飛行場
雪景色・銀世界
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単語の意味
景色(けしき)
雪景(せっけい)
雪景色(ゆきげしき)
景色・・・風景。眺め。とくに、自然の眺め。
雪景・・・雪景色。雪が降り積もった景色。
雪景色・・・雪が降っている時の景色。また、雪が降り積った景色。
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(調布飛行場)戦後の管理者が在日米軍から日本政府、東京都へと変遷する中で調布飛行場はその存在意義を薄れさせ、個人所有のセスナばかりが離着陸する道楽用みたいな空港になった。
羽田 圭介 / スクラップ・アンド・ビルド amazon
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雪景色・銀世界の表現・描写・類語(雪・霜・あられのカテゴリ)の一覧 ランダム5
空から小雪が舞い散り、いたずらのようにあたりを白くする
永井 路子 / 朱なる十字架 amazon
じさまもばさまも餓鬼(女の子)も野郎っ子(男の子)も狩り出され、降りしきる雪の中で墨絵のように動きまわっている。
森 敦 / 月山「月山・鳥海山 (文春文庫 も 2-1)」に収録 amazon
景色は雪のために美しくはなく陰惨にみえた。街の風景の傷口をかくしている薄汚れた繃帯(ほうたい)のようにそれがみえた。
三島 由紀夫 / 仮面の告白 amazon
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銃声のような鋭いみぞれの音
五木寛之 / 夜の斧 amazon
午後になってまた降り出した雪が、ボタ山の影をおぼろに隠すほど 繁くなった。
浅田次郎 / 鉄道員(ぽっぽや)「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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(BGM)シェーカーが振られたり、グラスが触れあったり、製氷機の氷をすくうゴソゴソという音がしたりするうしろでサラ・ヴォーンが古いラブ・ソングを唄っていた。
村上 春樹 / ノルウェイの森 下 amazon
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