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しゅうしゅうと音をたてて夜霧が流れているような気がする。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:96% 作品を確認(青空文庫)
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霧・かすみ・もや
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......は宇都宮の吊天井つりてんじょうだ。  角筈のほてい屋デパートは建築最中とみえて、夜でも工事場に明るい燈がついている。新宿駅の高い木橋を渡って、煙草専売局の横を鳴子坂なるこざかの方へ歩く。しゅうしゅうと音をたてて夜霧が流れているような気がする。南部修太郎という小説家の夜霧という小説をふっと思い出すなり。  家へ帰ったのが九時近く。義父は銭湯へ行って留守。台所で水をがぶがぶ飲む。母は火鉢でおからを煎りつけ......
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