びりびりと悸 え上がる
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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戦慄・恐怖で震える
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前後の文章を含んだ引用
......けれど、死ぬのは大嫌 である。死なない程度において病気と云う一種の贅沢 がしていたいのである。それだからそんなに病気をしていると殺すぞと嚇 かせば臆病なる主人の事だからびりびりと悸 え上がるに相違ない。この悸え上がる時に病気は奇麗に落ちるだろうと思う。それでも落ちなければそれまでの事さ。 いかに馬鹿でも病気でも主人に変りはない。一飯 君恩を重んずと......
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ゆるんでいた袴 の紐 を締め直そうとしたが、手がふるえて締まらなかった
森鴎外 / 阿部一族
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氷のような寒気が背から胸へつらぬいていく
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
彼は息苦しくなり、片手でネクタイを緩めた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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