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体の奥がむずがゆくなってきて、竜夫はまたしばらくまどろんだ。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 ページ位置:32% 作品を確認(amazon)
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眠りに落ちる・寝つく
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前後の文章を含んだ引用
......んな音であった。 冬の夜にも、それと同じようにして、竜夫は静かに降り始めた雪の気配を感じ取ったものである。彼は水音に耳を凝らしながら、雪の降る音を思い起こした。体の奥がむずがゆくなってきて、竜夫はまたしばらくまどろんだ。 日曜日だった。竜夫は、きょう、高岡市に住む大森亀太郎という父の友人の家に行くことになっていた。一枚の手形を金に換えてもらうためであった。日曜日にお伺いするとい......
単語の意味
隈取る(くまどる)
体(からだ)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
隈取る・・・1.ぼやけた境界線を書く。絵で遠近などを表すために、境目をぼかす。
2.影や色の濃淡で境目をつける。歌舞伎俳優が表情を誇張するために、顔に線をかく。
2.影や色の濃淡で境目をつける。歌舞伎俳優が表情を誇張するために、顔に線をかく。
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
2.ちょっと待った!
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明日の体力のゲージを貯めるために彼は眠る。
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すぐに寝息を立てはじめた。あどけないほどに滑らかな、眠りの訪れだった。
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フローリングに寝そべって天井を見つめていると、視界には白しか入らなくて、ここがどこかもわからなくなった。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
うすい蒲団へ柏餅 にくるまって
吉川英治 / 醤油仏
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