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まだ眠っているような、不思議な気分で布団から這い出た。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:30% 作品を確認(amazon)
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眠たい・眠気
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......ている。「予定の起床時間より一時間早く起こしてごめん。ただでさえ寝不足やのに」「いえ、大丈夫です。支度してから降りるので、一階で待ってて下さい」 さかきちゃんはまだ眠っているような、不思議な気分で布団から這い出た。素足で降り立った床がつめたい。こんな朝早くから長野さんに真剣な顔で呼び出されるなんて、一体なにがあったんだろう。 小屋のドアを開けると明け方の山中の空気は霧で潤......
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眠たい・眠気の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼女の眠いうっとりした耳に、入混った汽笛が届いた。
宮本百合子 / 伸子
まる二十四時間眠っていないわりには不思議に眠くはなかった。体の芯はぼんやりしていたが、頭だけが手なれた水生動物のように入り組んだ意識の水路をぐるぐるとあてもなく動きまわっていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
身動きすると苦しく、目をつぶると靄(もや)のような眠気がかぶさってくる。
北 杜夫 / 谿間にて「新潮日本文学 61 北杜夫集―楡家の人びと・他」に収録 amazon
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(少しの間眠って夜道を歩く夢を見た)夜の、十時だった。大友と別れたのが九時だから、ついさっきまであのうるさいビヤガーデンにいたのに、えらく昔のことのように感じた。二つの夜を行き来してしまったようだった。
吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
蒲団の中が温まってくると、竜夫はにわかに疲れを感じて目を閉じた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
母は帯を結 うて蒲団の上に起きて
伊藤左千夫 / 野菊の墓
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