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一杯五銭の甘酒、一杯五銭のしる粉、一串 二銭の焼鳥は何と肩のはらない御馳走だろう。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:22% 作品を確認(青空文庫)
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ご馳走(ごちそう)
値段が安い
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前後の文章を含んだ引用
......ぶれている自分をふいと反省すると、大道の猿芝居じゃないけれど全く頬かぶりをして歩きたくなってくる。 浅草は酒を呑むによいところ。浅草は酒にさめてもよいところだ。一杯五銭の甘酒、一杯五銭のしる粉、一串 二銭の焼鳥は何と肩のはらない御馳走だろう。金魚のように風に吹かれている芝居小屋の旗をみていると、その旗の中にはかつて私を愛した男の名もさらされている。わっは、わっは、あのいつもの声で私を嘲笑 している。さ......
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盆と正月が一度にやってきたような食事
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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(札束)紙帯で巻かれた新札の束は札というよりはトランプのカードみたいに見えた。
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