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雨あがりの夕暮れは格別だった。
志賀 直哉 / 焚火「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 ページ位置:13% 作品を確認(amazon)
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夕方
雨上がり・晴れ間がのぞく
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前後の文章を含んだ引用
......れを二タ重にしてその間に蓆を入れた。「牛や馬にはこの家は御馳走だからね」と春さんは笑いもせずに言った。皆は笑った。 山の上の夕暮れはいつも気持がよかった。ことに雨あがりの夕暮れは格別だった。その上、働いてその日の仕事を眺めながら一服やっている時には、誰の胸にも淡く喜びが通い合って、皆快活な気分になった。 前の日も午後から晴れて、美しい夕暮れになった......
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夕方だった。それぞれの家の中に青が入ってきて、電気をつけさせるころ。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
三階の旅館は日覆をいつの間にか外 した。 遠い物干台の赤い張物板ももう見つからなくなった。 町の屋根からは煙。遠い山からは蜩 。
梶井基次郎 / 城のある町にて
まだ昼間の光の名残が漂っている。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
太陽はもうよほど西に外 れて、十本ばかりの青いはんのきの木立の上に、少し青ざめてぎらぎら光ってかかりました。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり
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一度日が陰って暗澹 としたあたりの景色になったが、それを最後に空は全体として明るくなって来た。
岡本かの子 / 母子叙情
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日の光が、数知れず枝をさしかわしている低い灌木の隙間をようやくのことで潜り抜ける
堀 辰雄 / 風立ちぬ amazon
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