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熱気が驟雨のしぶきのように歩いてゆく腰のまわりにもうもうと立ちこめる
大江 健三郎 / われらの時代 作品を確認(amazon)
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夜空 暑い・蒸し暑い
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単語の意味
驟雨(しゅうう)
立ち込める・立ち籠める(たちこめる)
濛濛・朦朦・濛々・朦々(もうもう)
腰(こし)
驟雨・・・いきなり降りだして、短時間でやんでしまう激しい雨。にわか雨。夕立。
立ち込める・立ち籠める・・・煙や霧などの気体が、あたり一面を覆う。
濛濛・朦朦・濛々・朦々・・・煙・霧・ほこりなどが、視界が悪くなるほど立ちこめるさま。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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