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何ものにもとらわれる事なく、何時までも汽車旅をつづけていたいようなのんびりさだ。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:92% 作品を確認(青空文庫)
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マイペース・のんびりした性格
電車・汽車
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前後の文章を含んだ引用
......京言葉にもお別れ。横浜を過ぎる頃から車内がひっそりして来る。山北の鮎 寿司を英子さんが買う。半分ずつ食べる。英子さんの旦那さんは大工さんだが無類にいいひとなり。 何ものにもとらわれる事なく、何時までも汽車旅をつづけていたいようなのんびりさだ。汽車に乗って、岡山へ帰るなぞとは昨日まで考えつかなかった事だけに愉しくて仕方がない。さきの事はさきの事で、また、何とか、人生のおもむきは変ってゆくであろう。譜面......
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
(おっとりした性格)忘れた頃になって光が強くなる水銀灯のような男
曽野 綾子 / 夫婦の情景 amazon
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電車がゆるやかに揺れるたびに並んでる人の肩が同じように揺れ
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
電車の軋 る音
岡本かの子 / 巴里祭
機関車が、真っ黒な大きな獣のよう
久米 正雄 / 学生時代 amazon
汽車の轟々 たる音
林芙美子 / 新版 放浪記
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おとなしそうな表面に、いったんこうと決めたら梃(てこ)でも動かせない、石のような硬い芯が隠されている
連城 三紀彦 / 棚の隅 amazon
巌石の一群のような頼もしさ
室生 犀星 / 杏っ子 amazon
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頭上と横とを流れるヘッドライトの光は靄のやうだったり稲妻のやうだつたりする。
丸谷 才一 / 初旅「横しぐれ (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
入り江の入り口のあたりには大きなヨットが一隻停泊し、帆を下ろした高いマストが巨大なメトロノームみたいにゆっくりと左右に揺れていた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
道路は自動車がひしめき合い、よたよたと行ったり来たりしている
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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