TOP > 人物表現 > 服装・身なり > 服装や身なりが汚い
TOP > 暮らしの表現 > 暮らし・生活 > 生活苦・貧しい暮らし(日々)
暖かになると、妙に着物の汚れが目にたってくる。母の着物も、ささくれて来た。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:5% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
晩冬・春先
服装や身なりが汚い
生活苦・貧しい暮らし(日々)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......を相手に高飛車に出ている、こんな商売も面白いものだと思う。 お上品な奥様が、猿股を二十分も捻 っていて、たった一ツ買って行った。お母さんが弁当を持って来てくれる。暖かになると、妙に着物の汚れが目にたってくる。母の着物も、ささくれて来た。木綿を一反買ってあげよう。 「私が少しかわるから、お前は、御飯をお上り。」 お新香に竹輪 の煮つけが、瀬戸の重ね鉢にはいっていた。鋪道に背中をむけて、茶も湯もない食......
単語の意味
妙(みょう)
妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
ここに意味を表示
晩冬・春先の表現・描写・類語(春のカテゴリ)の一覧 ランダム5
春、 未だ地面に雪の残っている頃だった。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
服装や身なりが汚いの表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼はそれまで僕が見たこともないような奇妙な柄のセーターを着て、その下に色のあわないシャツを着ていた。
村上春樹 / ファミリー・アフェア「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
ただ単に着こなしがひどいだけではない。そこには服飾という概念そのものを意図的に冒瀆(ぼうとく)しているような印象さえうかがえた。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
このカテゴリを全部見る
生活苦・貧しい暮らし(日々)の表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
こんな虫みたいな生活
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「春」カテゴリからランダム5
春の柔らかさが風景をすべて包んでいた。庭の隅に押しやられている壊れた自転車でさえ、穏やかな風に吹かれていた。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
「冬」カテゴリからランダム5
「暮らし・生活」カテゴリからランダム5
世間のしきたりの中に首まで浸って無反省に暮らす
石坂 洋次郎 / 丘は花ざかり amazon
ただ星の下で眠りたかった。 朝の光で目覚めたかった。
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
食料に裏打ちされた、いかにも安定した家庭
野坂 昭如 / アメリカひじき・火垂るの墓 amazon
「服装・身なり」カテゴリからランダム5
淡いブルーのカーディガンを羽織った。カーディガンはまるで雲のきれはしのようにふわりとして軽そうだった。
村上春樹 / 双子と沈んだ大陸「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
手拭のように細いくたびれた帯
林芙美子 / 新版 放浪記
着ぐるみらしく両手を振り上げてかわいらしい仕草で、試供品を宣伝する
428 ~封鎖された渋谷で~ amazon
同じカテゴリの表現一覧
春 の表現の一覧
冬 の表現の一覧
暮らし・生活 の表現の一覧
服装・身なり の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ