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先ほどの植え込みにいたてんとう虫は、ひょいと空に飛んだ。小さなその黒い斑点の分だけ、その場の悲しみが、もちろんそれは本当に微量ではあるのだが、すっと軽くなる。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル ページ位置:91% 作品を確認(amazon)
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天道虫(てんとうむし)
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......多くないものの、それぞれが速度を落とさず、走っていく。タイミングを計る。ふっと息を洩らし、手の指先に神経を集め、相手の背中に触れる。 それと同じ時、その瞬間に、先ほどの植え込みにいたてんとう虫は、ひょいと空に飛んだ。小さなその黒い斑点の分だけ、その場の悲しみが、もちろんそれは本当に微量ではあるのだが、すっと軽くなる。 車のブレーキ音が甲高く響く。押された男から携帯電話が落ち、地面に転がる。 八号車の最後尾、後方の扉の上に、電光掲示板がある。横長で、右から左へとメッセージが流......
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斑点(はんてん)
天道虫・瓢虫・紅娘・店頭虫(てんとうむし)
斑点・・・ぶつぶつ模様。たくさん散らばった小さな点。
天道虫・瓢虫・紅娘・店頭虫・・・テントウムシ科の甲虫の総称。背中は半球形でつやがある。赤地に黒の斑点があるものが最も多く普通。無地のものもいる。多くはアブラムシなどを食べる益虫だが、作物を食べる害虫もいる。「天道虫」の字の由来は、太陽に向かって飛んで行くので太陽の別名、天道(お天道さま)から。
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山のダニはでかい。五ミリはゆうにあり、肉眼ではっきり見える。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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