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濛々もうもうと灰が立ちのぼっていた。その側で、半分裸の火夫達が、煙草をくわえながら、ひざを抱えて話していた。薄暗い中で、それはゴリラがうずくまっているのと、そっくりに見えた。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:90% 作品を確認(青空文庫)
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暗い・闇 動物に似た人の印象
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前後の文章を含んだ引用
......果て、ボイラーに燃かれてしまうことがあるんだとよ。――そうでもしたくなるべよ!」 「んな……」  汽罐かまの前では、石炭カスが引き出されて、それに水でもかけたらしく、濛々もうもうと灰が立ちのぼっていた。その側で、半分裸の火夫達が、煙草をくわえながら、ひざを抱えて話していた。薄暗い中で、それはゴリラがうずくまっているのと、そっくりに見えた。石炭庫の口が半開きになって、ひんやりした真暗な内を、無気味にのぞかせていた。 「おい」吃りが声をかけた。 「誰だ?」上を見上げた。――それが「誰だ――誰だ、――誰......
単語の意味
濛濛・朦朦・濛々・朦々(もうもう)
膝(ひざ)
濛濛・朦朦・濛々・朦々・・・煙・霧・ほこりなどが、視界が悪くなるほど立ちこめるさま。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
・・・1.足の関節部で、腿(もも)と脛(すね)とを繋ぐところの前面。腿と脛の境の前面部。膝頭(ひざがしら)。
2.座ったときの、腿の上側にあたる部分。大腿部(だいたいぶ)。
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