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(夕陽を浴びた)すすきは幾 むらも幾むらも、はては野原いっぱいのように、まっ白に光って波をたてました。
宮沢賢治 / 鹿踊りのはじまり ページ位置:9% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
夕方
草原・芝生
薄(すすき)・萱(かや)
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前後の文章を含んだ引用
......青いはんのきの木立の上に、少し青ざめてぎらぎら光ってかかりました。 嘉十は芝草 の上に、せなかの荷物をどっかりおろして、栃 と粟とのだんごを出して喰 べはじめました。すすきは幾 むらも幾むらも、はては野原いっぱいのように、まっ白に光って波をたてました。嘉十はだんごをたべながら、すすきの中から黒くまっすぐに立っている、はんのきの幹をじつにりっぱだとおもいました。 ところがあんまり一生けん命あるいたあとは、どう......
単語の意味
夕日・夕陽(ゆうひ)
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
陽がどんどん傾いていく。陽射しの透明さが増していく。金色が木々を照らす。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 amazon
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草原・芝生の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(原野)海みたいな武蔵野
吉川英治 / 野槌の百
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薄(すすき)・萱(かや)の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
すすきがまっ白に光って波をたてる
宮沢 賢治 / 鹿踊りのはじまり amazon
すすきが白い火のように揺れて光る
宮沢 賢治 / 鹿踊りのはじまり amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
夕闇が既にその廊下をつつんでいる。
遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
窓の外にはもう薄闇が立ち込めている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
部屋の中は夕陽で 緋色 に染められていた。空気は動いていない。潮風は暮れて行く太陽の光だけを移動させていた。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
教会が夥しい菜の花に囲まれ、黄色い波間に浮んでいるよう
高樹 のぶ子 / 光抱く友よ amazon
浅間山が眠れる獅子の静けさに居る。
正木不如丘 / 木賊の秋 amazon
さしかける古い森林の深いどす青い陰
岡本かの子 / 河明り
「植物」カテゴリからランダム5
(枯れた梢は)どこか、我々が通常樹木に感じる美感の 根柢 をなす、あの自然さを欠いていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
蛾が巨大な群集が光をめぐっているように、花が翅(はね)を広げて灯に透かされる
伊藤 整 / 青春 amazon
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