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町並の肉色で涼しい窓々の灯、軒や屋根に色の光りのレースをかぶせたようなネオンの明りはだんだん華やいで来た。
岡本かの子 / 雛妓 ページ位置:17% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......気がついてみると、わたくしの眼に蓮の枯茎が眼について来たのには理由があった。  夜はややけて、天地は黒い塀を四壁に立てたように静まり閉すにつれ、真向うの池の端の町並の肉色で涼しい窓々の灯、軒や屋根に色の光りのレースをかぶせたようなネオンの明りはだんだん華やいで来た。町並で山下通りの電車線路の近くは、表町通りの熾烈しれつなネオンの光りを受け、まるで火事の余焔よえんを浴びているようである。池の縁を取りまいて若い並木の列がある。町並の家総体......
単語の意味
軒(のき)
レース
・・・屋根の端の下にさがった部分で、建物の外壁より突き出ている部分。
レース・・・1.透かし模様のある薄い布。薄かったり小さな隙間が多かったりして向こう側が見えるつくりの布。「レースのカーテン」
2.競い合うスポーツ競技。ゴールを目指して争うこと。
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木立の中のオレンジ色の灯かりが、人のはく息の湿り気がゆらめき上がっているように滲む
干刈あがた / 月曜日の兄弟たち「干刈あがたの世界〈2〉ウホッホ探険隊」に収録 amazon
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崖下の町の灯がいさり火のようにきらきら光っていた
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
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(外灯の光が)黒い湿気を含んだ土を上から照らすともなく照らし(ている)
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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