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めっきり水の細った秋の公園の噴水がきりのように淡い水量をき出している
岡本かの子 / 巴里の秋 ページ位置:97% 作品を確認(青空文庫)
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噴水・間欠泉
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前後の文章を含んだ引用
......訛じゃやり切れまいさ。  ――大きなお世話さ。  十八、九のはてれかくしに自分ののかぼそい女の児を抱き上げて、  ――芝居季節セーゾンが近づいたんでこの子のお母さん巴里パリへ帰って来るってさ。  ――あのスウィツルの女優かえ、また違ったお父さんの子でも連れて帰るんだろ。  夕ぐれ、めっきり水の細った秋の公園の噴水がきりのように淡い水量をき出しているそば子守ナース達は子を乗せた乳母車うばぐるまを押しながら家路いえじに帰って行く。
単語の意味
淡い(あわい)
淡い・・・味や色や香りなどが薄い。光や形がぼんやりしている。
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噴水の水は花火の様であった。
内田 百けん / 東京日記 他六篇 amazon
虹 色 にしぶきを上げて落ちてくる噴水の水が、鮮やかに光って見えた。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
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とにかく巨大な音がする蛇口だった。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
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