TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 捻る・捻じ曲がる
着物は、布海苔 みたいに、縒 れていた。
吉川英治 / 野槌の百 ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
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捻る・捻じ曲がる
しわ・ひだ
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前後の文章を含んだ引用
......をぶっかけて、仕事小屋へ、はいって行く。 飯に、茶うけに、手すきがあると、出て来てなぐった。 ――はっと、気がつくと、あたりは暗い。空には、星がまたたいていた。着物は、布海苔 みたいに、縒 れていた。 「ウーム……」と、百は思わず、ふとく呻 いた。骨 の髄 まで、しんしんと、痛い、だるい、精神がぼうっとする。 水をかけた鋳物土に、膝から下はくいしめられて、一寸の身う......
単語の意味
縒る・撚る(よる)
縒る・撚る・・・細長い糸状のものをひねる。複数の糸状のものをねじり合わせる。
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