TOP > 感情表現 > 興奮・気持ちが高ぶる
陰鬱なる興奮
芥川龍之介 / 藪の中 ページ位置:49% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
興奮(気持ちが高ぶる)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......よりもつらいと云うのです。いや、その内どちらにしろ、生き残った男につれ添いたい、――そうも喘 ぎ喘ぎ云うのです。わたしはその時猛然と、男を殺したい気になりました。(陰鬱なる興奮) こんな事を申し上げると、きっとわたしはあなた方より残酷 な人間に見えるでしょう。しかしそれはあなた方が、あの女の顔を見ないからです。殊にその一瞬間の、燃える......
単語の意味
陰鬱(いんうつ)
陰鬱・・・陰気(=どんよりして)で鬱陶(うっとう)しい(=晴れ晴れしない)さま。気持ちがすっきりしてないさま。気分が重苦しいさま。
ここに意味を表示
興奮(気持ちが高ぶる)の表現・描写・類語(興奮・気持ちが高ぶるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
あらい動悸 と、熱い血に、眼がまわって
吉川英治 / 野槌の百
底熱い昂奮が起きる。
梶井基次郎 / 城のある町にて
このカテゴリを全部見る
「興奮・気持ちが高ぶる」カテゴリからランダム5
もう半分泣きかけていましたが、それでもむりやり目をりんと張って、そっちのほうをにらめていましたら
宮沢賢治 / 風の又三郎
烈しい感情が胸の底からつきあげ
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
耳たぶは霜焼けでもしたように赤くなって
有島武郎 / 或る女
同じカテゴリの表現一覧
興奮・気持ちが高ぶる の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ