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寄せたり返したりするひんやりとした海水に洗われる岸辺の貝やナマコ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:9% 作品を確認(amazon)
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海岸・砂浜・波打ち際
さざ波
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前後の文章を含んだ引用
......た。何という健全さだろう。 誰も彼もが生きていることを、何の気なしに。 この部屋の空気を感じ、窓の下に広がる夜の海に、潮の匂いに思いを馳せること。月明かりの下、寄せたり返したりするひんやりとした海水に洗われる岸辺の貝やナマコ。その冷たさ、黒さ。 星がまたたき、木々が清い酸素の中で揺れるありさま。夜を巻き込むその音の鮮やかさを感じようと耳を澄ませること。 人と肉体をふれ合わせて、同じ素......
単語の意味
海鼠(なまこ・かいそ)
海鼠・・・ナマコ綱の棘皮(きょくひ)動物の総称。体は黒っぽい。芋虫のように細長く、イボがある。海底をゆっくり這(は)う。日本や中国では古くから食用とされ、古事記にも登場する。乾燥したものは「いりこ」で中国料理の材料、内臓の塩辛は「このわた」、卵巣を塩漬けして乾燥させたものは「このこ」という。「こ」は古称。
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海岸・砂浜・波打ち際の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
穏やかな、はるかに澄んだ、青い水。白い、さらさらの砂。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
クサリのように点々、黒くつながっている渚の岩
山本 有三 / 波 amazon
潮の香が濃い蜜になってやわらかく自然を包む
畑 正憲 / 天然記念物の動物たち amazon
砂浜の汚い藻 の上をふんで歩いている
林芙美子 / 新版 放浪記
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さざ波の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
小さな彫刻刀で丹念に刻まれたような灰色の波
北村 薫 / 水に眠る amazon
広い海の面は畳の目のような漣をひらりひらりと見せている
広津 和郎 / 波の上「波の上―短篇集 (1948年)」に収録 amazon
さざなみの三角にとがったもようが、たえまなくちらちらと揺れていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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ビードロの山のような巨濤
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
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