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......やしく思った。　いくら歩いても、よくわかる場所に出なかった。海にはあまり行きたくなくて、本屋とか、ラーメン屋とか、そういうちょっとした店をなんとなく探していた。夜の明かりが全て、光る真珠やルビーのように鮮やかに夜景に浮き上がって、澄んだ外気に映って見えた。夢の中の自分はまるで子供のように弱気で、よるところがなく、そういった美しい夜の風景に溶けてしまいそうに思えた。そしてなぜかこの美しい夜、この広い町のどこかに友子......

単語の意味

夜景（やけい）

夜景・・・夜の景色。