雪片はごく薄い錫(すず)の箔をうちあてるような音を立てて
三島 由紀夫 / 金閣寺 作品を確認(amazon)
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雪
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単語の意味
雪片(せっぺん)
錫(すず)
雪片・・・ひとひらの雪。空から落ちてくるときの雪の一粒。
錫・・・金属元素のひとつ。元素記号Sn、原子番号50。少し青みを帯びた銀色でやわらかくよく伸びるので、アルミニウムが安価に生産されるようになるまでは、食器などの日用品や錫箔(すずはく)、鉄板にめっきしてブリキにするなどして広く用いられた。
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綿のようなやわらかい雪が、はじめは吸いとられるように土に消えていたが
阿川 弘之 / 雲の墓標 amazon
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林芙美子 / 新版 放浪記
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有島武郎 / 生まれいずる悩み
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遠藤 周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録 amazon
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