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彼の身体は左右に二足三足蹌踉 めくと、滴る血の重みに倒れるかのようにばったりと地に倒れた。
横光利一 / 日輪 ページ位置:99% 作品を確認(青空文庫)
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人が倒れる・倒れ込む
出血・流血
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前後の文章を含んだ引用
......迫した。 「待て。」と彼女は彼らにいった。 「卑弥呼、我は爾 を迎えにここへ来た。」 長羅は腹に反絵の剣を突き通したまま、両腕を拡げて彼女の方へ歩もうとした。しかし、彼の身体は左右に二足三足蹌踉 めくと、滴る血の重みに倒れるかのようにばったりと地に倒れた。彼は再び起き上った。 「卑弥呼、爾は我と共に奴国へ帰れ。我は爾を待っていた。」 「爾は我の夫 の大兄 を刺した。」 「我は刺した。」 「爾は我の父と母とを刺した。」 「我は刺......
単語の意味
蹌踉(そうろう)
身体(しんたい)
蹌踉・・・ふらふらとよろめくさま。足もとがしっかりせず、倒れそうなさま。
身体・・・人のからだ。肉体。
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血は乾いて、壁土のように、白い皮膚にこびりついていた。
開高 健 / 裸の王様 amazon
雪を真っ赤にして俯ッ伏していた
吉川英治 / 無宿人国記
頭の周囲に小さな血だまりができている
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
血が、水面に毛糸を浮かべたように線になって走る
水上 勉 / 雁の寺 amazon
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掌に汗の流れるような感じがしたので眼をやると、血でした。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
ぶつけた向脛をなでてみると、なんだかぬらぬらする。
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
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