両側から荒鉋(あらかんな)で削りとったような尾根伝いだ。
深田 久弥 / 四季の山登り (1963年) 作品を確認(amazon)
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山
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単語の意味
尾根(おね)
尾根・・・連なった山を遠くから見たときの、ある山の頂上と隣の山の頂上を結ぶ、一番高い線の部分。山稜(さんりょう)。
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牛が寝ているように奥深く豊かな形をしている山
中河 与一 / 天の夕顔 amazon
嶮岨(けんそ)な峰と峰とが襟を重ねたように重畳している。
近松 秋江 / 狂乱 amazon
青々とした美しい山肌がその遠目鏡で見ると、樹木がまばらで野猪の皮膚のようであった。
宮本百合子 / 伸子
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草原の草の穂がさざなみのようにゆれて
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
(ハワイ)みんな特に美しいわけでもかっこいいわけでもなく、単なる薄汚れた人間たちが集って浜辺でごろごろしているだけだ。ちっともすてきではないはずだ。 でもこの島の魔法はそんなこと全てにきらきらした粉をかけてくれる。みんなすばらしい人で、世界は美しく、人生はよいものだと思わせてくれる。その考えはまぼろしではなくって、もしかして泥の上に咲いた 蓮 のようなものなのかもしれない。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
山々の黒い影が闇よりもずっしりと重い
吉本 ばなな / キッチン amazon
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