TOP > 暮らしの表現 > 健康・体調・病気 > 悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
まるで自分自身の背筋を蛇の肌で 撫でられたような 悪寒 を覚えた
阿刀田 高 / 来訪者「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:63% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......けないのか、それがいまいましかった。「お邪魔しました。幸恵ちゃんバイバイね」 初江は思いのほかあっさりと立ち上り、ついと腕を伸ばして幸恵の手を握った。 真樹子はまるで自分自身の背筋を蛇の肌で撫でられたような悪寒を覚えたが、もう相手も帰るところなのだからと思って、あえて抗おうとはしなかった。「じゃあね」「ご馳走さまでした」 初江はペコンと頭を下げ、もう一度幸恵に手を振ってからド......
単語の意味
背筋(せすじ・はいきん)
蛇(へび)
背筋・・・1.(せすじと読んで)背骨の外側のくぼんだ部分。背中の中心線。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
2.(せすじと読んで)裁縫で、背中にあたる縫い目。
3.(はいきんと読んで)背中にある筋肉。背骨の外側を、縦(たて)に通る筋肉。
蛇・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
ここに意味を表示
悪寒(恐怖、発熱によるさむ気)の表現・描写・類語(恐怖・不安のカテゴリ)の一覧 ランダム5
有島武郎 / 或る女
悪寒がする。ねっとりと湿ったヘビのような悪意が、自分の足を伝い、体内に侵入してくるような不気味さに覆われる。
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
このカテゴリを全部見る
「恐怖・不安」カテゴリからランダム5
プール一杯分くらいの汗
井上 ひさし / モッキンポット師ふたたび amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
浮上ったような蚯蚓腫 れや、蜥蜴 のような血斑
夢野久作 / ドグラ・マグラ
突然樹木が倒れるように、病に倒れる
辻井 喬 / 暗夜遍歴 amazon
(患者)彼らの姿はたしかに墓場に集まってくる幽霊を信太郎にも連想させた。
安岡 章太郎 / 海辺の光景 amazon
同じカテゴリの表現一覧
恐怖・不安 の表現の一覧
恐怖・不安のレベル
恐怖・不安の感覚、精神的な反応
恐怖・不安の表情、リアクション
その他の恐怖・不安の表現
次の文字を含む「恐怖・不安」の表現を検索 |
胸 心 戦慄 恐怖 恐怖に 不安が 不安 愛情 不安に 不安な |
健康・体調・病気 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ