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(雑念が)忙 しく去来して、復一の頭をほどよく疲 らして行った。
岡本かの子 / 金魚撩乱 ページ位置:44% 作品を確認(青空文庫)
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雑念・思いが頭に浮かぶ
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前後の文章を含んだ引用
......返すが、その間にいくつもの意味にならない物の形や、不必要に突き詰 めて行くあだな考えや、ときどきぱっと眼を空に開かせるほど、光るものを心にさしつける恐迫 観念などが忙 しく去来して、復一の頭をほどよく疲 らして行った。 いつか復一の身体は左へ横向きにずった。そして傾いたボートの船縁 からすれすれに、蒼冥 と暮 れた宵色の湖面が覗かれた。宵色の中に当って平沙の渚に、夜になるほど再び捲......
単語の意味
去来(きょらい)
去来・・・行ったり来たりすること。(頭の中に)浮かんだり消えたりすること。
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千里眼のように思い浮かんで来る
梶井基次郎 / 桜の樹の下には
そういったことすべてが、交互にあらわれ、何の脈絡もなく、泡のように浮かんでは消えていく。
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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