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音に色があるなら、無色に近い。ピアニストの望むままに色と形を変えて僕たちに届く。僕たちはここで聴いているだけなのに、音楽と一体となっているような、音楽の一部になっているような昂揚感があった。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 ページ位置:38% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......なってしまう。ただ、ステージの上の黒い森から美しいものが溢れ出してホールを満たした。 板鳥さんのつくった音色だと思って聴こうとしたけれど、それさえも無駄だった。音に色があるなら、無色に近い。ピアニストの望むままに色と形を変えて僕たちに届く。僕たちはここで聴いているだけなのに、音楽と一体となっているような、音楽の一部になっているような昂揚感があった。 何も知らなければ、板鳥さんの音だとは思わなかっただろう。だけど、僕にもわかる。これが理想の音だ。弾く人のための音。ピアニストの腕が一番引き立つ音。誰も調律師の......
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望む(のぞむ)
望む・・・1.遠くを眺める。その方向に目を向けてみる。
2.希望する。そうあってほしいと強く心に思うこと。
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(ピアノの)音色の細緻な階音に、まるで栗色の落葉でもふるような哀愁を感じた。
林 芙美子 / 市立女学校「林芙美子作品集〈第2巻〉清貧の書 (1956年)」に収録 amazon
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壁掛け時計が時を刻む音だけがしていた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
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