TOP > 感情表現 > 気分が晴れない・落ち込む
ビデオの映像を早送りするように、光景は目まぐるしく変わっていく。最初のうちは遠くから僕を呼ぶチュウさんの声が聞こえていたが、やがてそれも間遠になって、消えた。
重松 清「流星ワゴン (講談社文庫)」に収録 ページ位置：17% 作品を確認（amazon）
この表現が分類されたカテゴリ
（心理的に）衝撃を受ける
呆れる・驚きで呆然
感覚が麻痺する
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......入った。オレンジカードでＪＲの切符を買った。山手線の電車に乗った。渋谷駅で降りて、携帯電話で得意先のオフィスに、これからおうかがいしますので、と連絡を入れた。 ビデオの映像を早送りするように、光景は目まぐるしく変わっていく。最初のうちは遠くから僕を呼ぶチュウさんの声が聞こえていたが、やがてそれも間遠になって、消えた。 得意先のオフィスに、僕は、いま、いる。応接ブースに通されて、担当の佐藤部長が来るのを待ちながら、バッグから書類を取り出している。「いやあどうも、お待たせしちゃ......
単語の意味
間遠（まどお）
光景（こうけい）
間遠・・・繰り返される物事の間に間隔があいているさま。「訪問が間遠になる」
光景・・・１．目に前に広がる景色。そこに見える景色や物事のありさま。景色。様子。
２．日の光。
２．日の光。
ここに意味を表示
（心理的に）衝撃を受けるの表現・描写・類語（驚きのカテゴリ）の一覧 ランダム５
どこか遠い処へ散り薄れかけている自分の魂
夢野久作 / ドグラ・マグラ
ハンマーで一撃を喰らったような衝撃
百田尚樹 / 解説 児玉清「永遠の０」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
呆れる・驚きで呆然の表現・描写・類語（驚きのカテゴリ）の一覧 ランダム５
あだかも名優の演劇（しばい）が幕明きにならぬ間に閉場（はね）てしまったように（呆気にとられる）
内田 魯庵 / くれの廿八日「くれの廿八日 他一篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
感覚が麻痺するの表現・描写・類語（驚きのカテゴリ）の一覧 ランダム５
不思議なしびれはどんどん深まって行く。波の音なども少しずつかすかになって、耳にはいったりはいらなかったりする。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
君の頭がしびれて行くのか、世界がしびれて行くのか、ほんとうにわからなかった。恐ろしい境界に臨んでいるのだと幾度も自分を警 めながら、君は平気な気持ちでとてつもないのんきな事を考えたりしていた。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
このカテゴリを全部見る
「声」の言葉を含む驚きの表現・描写・類語（驚きのカテゴリ）の一覧 ランダム５
「……アッ……」 と私は驚きの声を呑んだ。額 を押えつつ、よろよろとうしろに、よろめいた
夢野久作 / ドグラ・マグラ
このカテゴリを全部見る
「驚き」カテゴリからランダム５
「感動」カテゴリからランダム５
感動のあまり涙ぐんだ
宮本百合子 / 伸子
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム５
同じカテゴリの表現一覧
驚き の表現の一覧
感動 の表現の一覧
気分が晴れない・落ち込む の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ
