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冷飯に味噌汁をザクザクかけてかき込む淋しい夜食
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:9% 作品を確認(青空文庫)
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生活苦・貧しい暮らし(日々)
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......。それがたった一つの楽しさなのだ。二寸ばかりのキュウピーを一つごまかして来て、茶碗の棚の上にのせて見る。私の描いた眼、私の描いた羽根、私が生んだキュウピーさん、冷飯に味噌汁をザクザクかけてかき込む淋しい夜食です。――松田さんが、妙に大きいセキをしながら窓の下を通ったとおもうと、台所からはいって来て声をかける。 「もう御飯ですか、少し待っていらっしゃい、いま肉を買って......
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もらった銭 は、いつも右から左へ人手に渡さなくてはなりませなんだ。
森鴎外 / 高瀬舟
働き死にをしに生れて来たようで、厭 になる
林芙美子 / 新版 放浪記
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ベンチに寝転んで、色付きかけた銀杏の葉むらを見上げた。ふと、二十六という年齢に老いを感じた。もうこんな生活をしていてはいけないと、私は不良少年のように考えた。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
三度の食事もろくに摂れなかった
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 amazon
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