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裸になると肋骨が浮かび上がり、安物の鳥かごのように見えた
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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痩せすぎた体形
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前後の文章を含んだ引用
......ふっくらとした顔立ちだったが、今ではすっかりせ細った体型になっていた。ベルトを短くするだけでは足りず、ズボンを小さなサイズのものに買い換えなくてはならなかった。裸になると肋骨が浮かび上がり、安物の鳥かごのように見えた。姿勢が目に見えて悪くなり、肩が前に傾いて落ちていた。肉を落とした二本の脚はひょろりとして水鳥の脚のようだ。これじゃ老人の身体だ。久方ぶりに全身鏡の前に裸で立っ......
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痩せすぎた体形の表現・描写・類語(体つき・体型・体全体の様子のカテゴリ)の一覧 ランダム5
貧弱な身体つきをしていました。肋骨や鎖骨はもちろん腰骨や大腿骨でさえ、裸の上からつかめそうでした。海水パンツはお尻のあたりがだらしなく皺になっていました。
小川 洋子 / 夕暮れの給食室と雨のプール「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
体の逞 しい姉の夫は人一倍痩 せ細った僕を本能的に軽蔑 していた。
芥川竜之介 / 歯車
まるで結核患者みたいに痩せていた
大庭 みな子 / 啼く鳥の amazon
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五年ぶりに会った希美子は、丸みをおびて、少し優しい顔つきになっていた。幸せな奥さんという雰囲気を醸し出している。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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