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硝子ガラス窓をあけて、むっとするようにこもった宵の空気を涼しい夜気と換えた。
梶井基次郎 / ある崖上の感情 ページ位置:51% 作品を確認(青空文庫)
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扉(門・窓)の開閉
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前後の文章を含んだ引用
......て抜けてゆくのらしかった。結局彼はいつまで経ってもそこが動けないのである。――  主婦はもう寝ていた。生島はみしみし階段をきしらせながら自分の部屋へ帰った。そして硝子ガラス窓をあけて、むっとするようにこもった宵の空気を涼しい夜気と換えた。彼はじっと坐ったまま崖の方を見ていた。崖の路は暗くてただ一つ電柱についている燈がそのありかを示しているに過ぎなかった。そこを眺めながら、彼は今夜カフェで話し合っ......
単語の意味
夜気(やき)
宵(よい)
夜気・・・1.夜の冷えた空気。
2.夜の静かな雰囲気や気配。
・・・日が沈んでまだ間もないころ。夜が始まったばかりのころ。
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軽やかに鍵を差し込む。がちゃり、と、金属の内臓をえぐるような音
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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