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まるで、虫けらみたいな生きかただ。東京には、いっぱい、いい事があると思ったけれど何もない。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:69% 作品を確認(青空文庫)
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波乱万丈・辛い人生(日々)
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前後の文章を含んだ引用
......ってみたいと思った事もあった。田舎まわりの役者になりたいと思った事もあった。初恋のひとは、同級の看護婦といっしょになってしまった。 ここから尾道は何百里も遠い。まるで、虫けらみたいな生きかただ。東京には、いっぱい、いい事があると思ったけれど何もない。 裸になっている時が一等しあわせだ。 オッカサンは流しの隅っこで円くなって洗濯をしている。私は風呂の中であごまでつかって口笛を吹く。知っているうたをみんな吹いて......
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波乱万丈・辛い人生(日々)の表現・描写・類語(人生のカテゴリ)の一覧 ランダム5
いつかまた、悪い時期が来るだろうし、楽になった分、反動とか落ち込みもひどいだろう。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
まるで、虫けらみたいな生きかただ。東京には、いっぱい、いい事があると思ったけれど何もない。
林芙美子 / 新版 放浪記
人々は不用意に風邪を引く。何処で引いたのかは気がつかない。
林芙美子 / 新版 放浪記
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林芙美子 / 新版 放浪記
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