船酔と過労で、ゲッソリやせた
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:15% 作品を確認(青空文庫)
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乗り物酔い
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......来ない日に、飯ば鱈腹 食われてたまるもんか」 ジロジロ棚の上下を見ながら、左肩だけを前の方へ揺 って出て行った。 「一体あいつにあんなことを云う権利があるのか」――船酔と過労で、ゲッソリやせた学生上りが、ブツブツ云った。 「浅川ッたら蟹工の浅か、浅の蟹工かッてな」 「天皇陛下は雲の上にいるから、俺達にャどうでもいいんだけど、浅ってなれば、どっこいそう......
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年老いた女の吐息に似た音をたてて走る車
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胸や腹がひどく疲れて今にもからだが二つに折れさうに思はれました。
宮沢賢治 / ひかりの素足
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