TOP > 食べ物表現 > 料理(その他) > 料理の見た目


カテゴリ検索 単語の意味
ウドとキュウリの霰切りに旬の青柳の酢ノ物。いずれも大鉢で出て、それを小皿や小鉢へ取りわけるのだが、そうした器を早春の気配によってととのえ、料理との色彩の落ちついていてあざやかなことは、だれの目をもたのしませる。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:85% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
料理の見た目
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......。それは一種、ダイナミックな律動感をわれわれにあたえてくれるほどだ。 冷えたナマコとコノワタを和え、柚子の香をきかせた一品のつぎに、蕪蒸しが出る。 そのつぎに、ウドとキュウリの霰切りに旬の青柳の酢ノ物。いずれも大鉢で出て、それを小皿や小鉢へ取りわけるのだが、そうした器を早春の気配によってととのえ、料理との色彩の落ちついていてあざやかなことは、だれの目をもたのしませる。 この酢ノ物で、舌がさっぱりと洗われたところへ、いよいよ私の大好物の鶉のつけ焼が出る。 見事に小骨をぬきとった、やわらかい鶉を、私は箸で裂き、おいしいたれと共に......
単語の意味
早春(そうしゅん)
早春・・・春の初め。2月から3月初めのころ。初春。浅春(せんしゅん)。
ここに意味を表示
料理の見た目の表現・描写・類語(料理(その他)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「料理(その他)」カテゴリからランダム5
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
料理(その他) の味・おいしさの表現の一覧 
食べ物表現 大カテゴリ
表現の大区分