周章に近い驚愕 に襲はれて
芥川龍之介 / 芋粥 ページ位置:85% 作品を確認(青空文庫)
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とても驚く
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前後の文章を含んだ引用
......の軒先へつかへる程、山のやうに、積んである。見るとそれが、悉く、切口三寸、長さ五尺の途方もなく大きい、山の芋であつた。 五位は、寝起きの眼をこすりながら、殆ど周章に近い驚愕 に襲はれて、呆然 と、周囲を見廻した。広庭の所々には、新しく打つたらしい杭の上に五斛納釜 を五つ六つ、かけ連ねて、白い布の襖 を着た若い下司女 が、何十人となく、そのまはりに動い......
単語の意味
周章(しゅうしょう)
周章・・・うろたえて、取り乱すこと。
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ドキッと心臓のとまった心地で無意識に横へ退(さが)り
森田 たま / もめん随筆 amazon
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心臓は波のような動悸をうち
坂口 安吾 / 白痴 amazon
一週間ばかり口もきけないほど驚いた
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
軀の中の血が噴水のように音をたて眼や鼻から溢れ出そうな愕(おどろ)き
林 芙美子 / 市立女学校「林芙美子作品集〈第2巻〉清貧の書 (1956年)」に収録 amazon
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