着物の上前の裾が、蝶々のようにハタハタと跳ね上がる
谷崎 潤一郎 / 痴人の愛 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
着物・和服姿
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
蝶(ちょう)
鰰・燭魚・鱩(はたはた)
蝶・・・1.鱗翅目(りんしもく[=ガやチョウなど])の昆虫でガ以外のものを総称。四枚の大きな羽を羽ばたかせひらひらと昼間に飛ぶ。止まった時の羽を直立して閉じる、口先がらせん状になっているなどガと区別する。ただし、生物学的には明確な違いはない。主に昼間活動する。ひらひらと飛ぶ様子は死者の魂に結び付けられることもある。古名で「かわひらこ」という。
2.紋所の名。1の蝶をかたどったもの。
2.紋所の名。1の蝶をかたどったもの。
鰰・燭魚・鱩・・・ハタハタ科の海水魚。全長15cmほど。口は大きく、体に鱗(うろこ)はない。北日本のやや深海に生息し、11~12月ころ産卵のため沿岸に群遊、その時が漁期でもある。秋田などの東北地方の日本海沿岸で昔たくさん獲れた。食用で、味は淡白。漁期の冬は、雪が降り出す前に雷が鳴ることも多く「神」や「雷」の字を当てる。別名で「雷魚(かみなりうお)」ともいう。
ここに意味を表示
着物・和服姿の表現・描写・類語(服装・身なりのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「服装・身なり」カテゴリからランダム5
重そうなほど枝に花を咲かせている木蓮の木、ゆっくりと惜しみなく美をふりまいて、香り立つ。幸せの絶頂というよりは悟っているかのように静かな風情が、彼女の美しさにさらに気品を添えていた。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
はき潰して黒くなった草履を見ながら、鼻緒というのは本当に切れることがあるのだろうかと思った。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
贅沢なものらしい黒茶色の毛皮の外套
夢野久作 / ドグラ・マグラ
(着古した寝巻き)なんどもあらっていろがはげ、ガーゼのようにやわらかくなったゆかたのねまき
なかがわ りえこ / こだぬき6ぴき (大型絵本 amazon
同じカテゴリの表現一覧
服装・身なり の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ