鎌の形をした下弦の月が、中空に舞台のバックのように釘付けになっている
徳永 直 / 太陽のない街 作品を確認(amazon)
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月
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単語の意味
中空(ちゅうくう)
下弦の月(かげんのつき)
中空・・・1.何も遮(さえぎ)るもののない、空の中ほど。なかぞら。中天。
2.物の内部が空っぽになっていること。うつろ。
2.物の内部が空っぽになっていること。うつろ。
下弦の月・・・満月のあとの、左半分が光る半月。満月から新月になる間の月。陰暦22,3日ごろの月。月の入り(西に沈むころ)には、弦が下方に見えることから。 ⇔ 上弦の月。
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月の表現・描写・類語(空・中空のカテゴリ)の一覧 ランダム5
月はまるで青い氷のなかの刃のように澄み出ていた。
川端 康成 / 雪国 amazon
(駕籠の中から見る月)真黒な 梢 の上に出ている月が駕籠にあわせて西へ西へと動くように見える。その月の色は 凄まじかった。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
(夕月)貝がらのようにほの白い夕月が、ほそくかかっていた。
永井竜男 / 風ふたたび「永井龍男全集 5 長篇小説 1」に収録 amazon
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「空・中空」カテゴリからランダム5
冬であるのに、新月は匂うように白金の眉を描いていた。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 amazon
有島武郎 / 或る女
真っ黒な天が磐石の重さで押しつけている
中島 敦 / 牛人 amazon
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