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心の底の何処かを、微小な棒ふらのような疑問が閃き過ぎる
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:40% 作品を確認(青空文庫)
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不審・疑う・信用できない
疑問・不思議に思う
少量・わずか・少ない
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前後の文章を含んだ引用
......部屋へ行きたいと思うの」 すると、佃は暫く黙っていたが、伸子の手をとり、訊きかえした。 「本当に勉強のためだけですか?」 「もちろんよ」 しかし、伸子はそのせつな、心の底の何処かを、微小な棒ふらのような疑問が閃き過ぎるのを感じた。――本当にそれだけかしらん?……伸子は一層快活そうに断言した。 「もちろん、だから手伝って下さる?」 「ああ、手伝って上げますとも」 もう二人ともセルを......
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泥沼の水面にのぼってくる穢(きた)ない泡のように、胸にこみあげるその疑惑
遠藤 周作 / 影法師 amazon
僕は彼の内心では僕の秘密を知る為に絶えず僕を注意しているのを感じた。
芥川竜之介 / 歯車
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疑問・不思議に思うの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
するとそのとき、ひとつの疑問が頭のどこかから 忽然と湧き出てくる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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「心」の言葉を含む恐怖の表現・描写・類語(量のカテゴリ)の一覧 ランダム5
鈍い恐怖めいたものを心臓に感じた。
宮本百合子 / 伸子
不意を打たれた彼の心の中から恐怖の収縮が走って行った
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
自分でいることすらむつかしい、この現代のありよう。くもの巣みたいに張りめぐらされ、歩くとふっ、ふっとまとわりついてくる何かの影。はらいのけてもぺたりとした感触を残す。無視しきれないくらいの割合で空気にまぎれ込み、バイタリティーとか、生命の輝きとは最もかけはなれた弱っちい虫けらのようなエネルギー。見えないふりができても、それがあるかぎり、すっきりと視界が晴れることはない。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
男女の(祈りの)声は噴水のようにたち上り消えていく。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
何のために働いているのか考えずにいたほど忙しい
大仏 次郎 / 冬の紳士 amazon
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冷たい汗が気味悪く腋の下を伝った。
梶井基次郎 / 冬の日
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