ズボンのポケットに棒のように腕をつッこんで
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:60% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
腕の雰囲気、動作
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......つれて困っている、 三銭切手でとどくなら、 おそそ罐詰で送りたい――かッ! やけに大声で「ストトン節」をどなった。 何んにも送って来なかった船員や漁夫は、ズボンのポケットに棒のように腕をつッこんで、歩き廻っていた。 「お前の居ない間 に、男でも引ッ張り込んでるだんべよ」 皆にからかわれた。 薄暗い隅 に顔を向けて、皆ガヤガヤ騒いでいるのをよそに、何度も指......
ここに意味を表示
腕の雰囲気、動作の表現・描写・類語(腕のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ズボンのポケットに棒のように腕をつッこんで
小林多喜二 / 蟹工船
両腕は舷側(げんそく)へ流した櫂(かい)のように、胸著(むなつき)の側面へ平行に伸した。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) amazon
このカテゴリを全部見る
「腕」カテゴリからランダム5
同じカテゴリの表現一覧
腕 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ