楽しくて好きな人たちに囲まれて、幸せ街道を突っ走ってる。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 ページ位置:91% 作品を確認(amazon)
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幸せ・満足な気持ち
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前後の文章を含んだ引用
......って、何にも、何にも問題ないことってあるんだ、生きてるだけで、ってすごく思ったの。 そんなのはじめて。 何も間違ってないんだなって。 ありがとう。 こうやって、楽しくて好きな人たちに囲まれて、幸せ街道を突っ走ってる。でもある日ばたっと倒れちゃって死んじゃう。 そんなようなこと……こう書くと身もふたもないけど、そういうこと。 でもいいな、って思った。 あの日。 生まれてはじめ......
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幸せ・満足な気持ちの表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
幸福感が十和子の全身を包み込む。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
彼はプレイヤーを止めた。音楽は、もうそれで十分で、自分の内と外とが、 両ながらに静まってゆくのを感じた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
(幸せな日々)春が過ぎていく間、麻酔剤の作用で鈍磨した痛覚とでもいうべきものが十和子を包み込んでいたが、それはどことなく淡い幸せに似ていた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
顔は何か輝いていて幸福そう
林芙美子 / 新版 放浪記
深く内から押し広げられてゆくような幸福
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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幸せ・幸福な気持ちの表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
(幸せな日々)桜が散ってしまった後も、街のあちらこちらで白や黄色の花が開き、軽く滑らかに流れる二人の会話は屈託のない笑いに守られて、第一そのどこにも、不幸を暗示する言葉や疑惑をさしはさむ隙間などなかった。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
(幸福とは)道端にはしきりにそこいら中の人を呼びとめて「幸福とは何だと思いますか」と必死にたずねている人達がいた。《…略…》しかしそのおかげで、急ぐ私の心には一瞬、幸福を想う残像がすーっと桃色の尾をひいた。幸福をうたういくつかの名曲のメロディーも、次々と心に流れたような気がした。 しかし、と私は思った。 決して届かないふうなところに、もっと強く金色に光るイメージがあって、みんなが本当に欲しいのはそれなような気がする。希望とか、光とかを全部集めたよりももっと強烈なもの。 それは、駅前で幸福についてたずねているとどんどん逃げていってしまい、お酒を飲みすぎるとぐんと近づいてきて、あたかも手に取れそうに思えるもの。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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楽しいことは楽(ラク)じゃないんだよ。同じ字だけど、よく勘違いしている人がいるんだぁ
水道橋博士「藝人春秋 (文春文庫)」に収録 amazon
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ぴょんぴょんはねて喜んだ。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
何もかもを押し広げてゆく、強い運命の笑顔。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
力なく微笑んだ。木の葉の間からこぼれる夏の夕暮れの最後の光のような微笑みだった。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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