TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 泣く・涙を流す

TOP > 感情表現 > 泣く


カテゴリ検索 単語の意味
まどかは叩かれた足を手で押さえていた。眼の周りを涙で濡らし、口を歪めて泣いていた。ヒステリックな状態から、何かを我慢するような、あるいは怯えているような泣き方に転じていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:17% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
泣く・涙を流す
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......った。 まどかが今口にした言い方は、公園で遠慮がちに言ったときより、罵り方として上達していた。ここで厳しく咎めなければという危機感を覚えた。「いいぃぃぃ……」 まどかは叩かれた足を手で押さえていた。眼の周りを涙で濡らし、口を歪めて泣いていた。ヒステリックな状態から、何かを我慢するような、あるいは怯えているような泣き方に転じていた。「ママが駄目って言うこと、どうして言うのよ?」 叩く真似をすると、よけようとして飛び跳ね、低い泣き声がさらに低くなった。「駄目って言ったら駄目なの。分かった?」......
単語の意味
足・脚・肢(あし)
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
ここに意味を表示
泣く・涙を流すの表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
車体が揺れるほどの勢いがあった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
「泣く」カテゴリからランダム5
しくしく蚊のように泣く
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧 
泣く の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分