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びっくりしたり胸打たれたりしてほしかった。 できないほど、疲れている。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:56% 作品を確認(amazon)
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疲れる・疲労感
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前後の文章を含んだ引用
......私は黙った。 そして、ふだんめったに見ることができないあんなにきれいなものを目にしたのに、喜ぶことができない彼がふびんだった。 理屈とか、本当かうそかではなく、びっくりしたり胸打たれたりしてほしかった。 できないほど、疲れている。「何とかしよう。考えよう。とにかく帰ろう。私は、見れて嬉しかったよ。」 私は言った。弟はうなずいて、少し笑った。 何とかしたいな、と思いながら並んで帰った。 ......
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疲れる・疲労感の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
気持にも 身体 にも異常な疲労が来た。彼はもう何も考えられなかった。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
古草履のように疲れ果てた我等
石坂 洋次郎 / 若い人 amazon
魚の腸 のように疲れて帰って来て
林芙美子 / 新版 放浪記
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「胸に嫌悪感を覚える」の表現・描写・類語(嫌いのカテゴリ)の一覧 ランダム5
彼を憎んだり恨んだりする気持はふしぎになかった。遅かれ早かれ、いずれはこう捕えられたのだという 諦めの感情が胸を支配しているのである。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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「嫌い」カテゴリからランダム5
氷が裂けるように、表情にゆっくりと亀裂が走る
高橋 和巳 / 捨子物語 amazon
「健康・体調・病気」カテゴリからランダム5
(寝違えて、)くつ下をはくだけで泣きながら七転八倒
さくら ももこ / もものかんづめ amazon
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