（カモテカホイ）地下茎が 千せん 成なり 瓢箪びょうたん のようについていた。

（おいらんは、）薄くてうす赤い皮。紫色を帯びたねっとりした白。細身の甘い「おいらん」はその名の通り女らしくやさしいおいもだった。反対に「金時」は大ぶりで、黄金色にぽっくりして、

焼きたての焼き芋を割ると、フワッと湯気が昇る。中は温かみのある山吹色。フハフハとかぶりつくと自然の甘みが口の中に広がる。まさに大地の恵みがもたらした味だ。

（焼き芋）汚なづくりのおじさんが、汚なづくりの屋台を引っぱって歩きつつ、ときどき「いーしやーきいもー。早く来ないと行っちゃうよー」などと寝ぼけた声で放送しながら冬の木枯らしの中を歩いていくというイメージ

あくを抜いてやや厚めの輪切りにしたのを鍋に入れ、ひたひた以上にかぶる位水を注ぎ、竹串が通るくらいまで茹でる

里芋は煮付けてもすべすべとした口の食感が快く、すりおろしたトロロは、飯やマグロの角切りに絡ませてヌルリと流し込む

久しぶりに食べるジャガイモはとても旨い

これは形がちがうだけで、なにも入らないコロッケだ。

口に含むとすばらしくきめが細かく、ねっとりなめらか

焼いてもいいし煮物にしても、甘くて柔らかくて香ばしい