草むらが次々と穂先をひるがえして波を送る
野間 宏 / 崩解感覚 作品を確認(amazon)
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草むら・茂み
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翻す(ひるがえす)
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蹲(うずく)った獣の黒っぽい厚い毛のような公園の茂み
日野 啓三 / 夢の島 amazon
草むらに踏み入った。雑草の穂がざわざわと足元を撫でる。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
煩いほどに枝葉が繁茂した街路樹
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
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(百日紅)私の知るかぎりの百日紅はみな暑くるしい、ときには 獰猛 な感じすら受ける花であるのに、「伽羅」に植わっていたそれだけは、なぜか別物のように上品で、 静謐 な感じがした。つややかな幹も、葉も、薄くれないの花も。
浅田次郎 / 伽羅「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
(サルスベリの枝)曲がりくねった百の手を天に差し出す
福永 武彦 / 草の花 amazon
葉と葉がこすれて、微かに波のような音をたてていた。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
(蔦は)まるで私たちが昔かけた房附きの毛糸の肩掛けのよう
岡本 かの子 / 蔦の門 amazon
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