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羽根をぬかれたからすのように、矢を避け避け、もがいている。
芥川龍之介 / 偸盗 ページ位置:60% 作品を確認(青空文庫)
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あがく・ジタバタする
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......くのじゃ。おぬしたちは矢玉が恐ろしゅうて、仲間を見殺しにする気かよ。」  太腿ふとももを縫われた十郎は、立ちたくも立てないのであろう、太刀たちつえにして居ざりながら、ちょうど羽根をぬかれたからすのように、矢を避け避け、もがいている。次郎は、それを見ると、異様な戦慄せんりつを覚えて、思わず腰の太刀をぬき払った。が、平六はそれを知ると、流し目にじろりと彼の顔を見て、 「おぬしは、おかしらに付き添うていればよ......
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鴉・烏(からす)
鴉・烏・・・カラス科カラス属およびそれに近縁の鳥の総称。人家近くの森に住む、雑食性の利口な鳥。雌雄ともに全身、光沢のある黒。日本では主に嘴太烏(ハシブトガラス)と嘴細烏(ハシボソガラス)の2種。古来より人との関わりが深く、熊野の神の使いとして知られ、また、その姿や鳴き声は不吉の象徴とされるなど、信仰や迷信が多い。
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