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芝生の日かげになった部分に腰を下ろし、手のひらで緑の芝を撫でながら、
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
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草原・芝生
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前後の文章を含んだ引用
......わりの風景は最初に見たときとまったく同じだった。広い芝生、干あがった池、垣根、石像の鳥、セイタカアワダチソウ、TVアンテナ。猫の姿はない。そして娘の姿も。 僕は芝生の日かげになった部分に腰を下ろし、手のひらで緑の芝を撫でながら、猫のとおり道に目をやり、娘が戻ってくるのを待った。しかし十分が過ぎても、猫も娘もあらわれなかった。あたりには動くものの気配すらなかった。いったいどうすればいいの......
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手の平・掌(てのひら)
腰(こし)
手の平・掌・・・手首から先の、物を握ったときに内側になる面。掌(たなごころ)。
・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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草原・芝生の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
足もとの芝は春までの束の間の死への予感に充ちていた。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon関連カテ草原・芝生
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霧が山をしずしずと降りてくる
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) amazon
何にも交わらないで、自分を境に空と海を分けている水平線。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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