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球は上へ上へとのぼる。しばらくすると落ちて来る。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:12% 作品を確認(青空文庫)
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投げる・飛ばす
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前後の文章を含んだ引用
......なかなか面白い」「雑 ぜかえしてはいかんよ」と予 じめ念を押してまた読み始める。 ケートは窓から外面 を眺 める。小児 が球 を投げて遊んでいる。彼等は高く球を空中に擲 つ。球は上へ上へとのぼる。しばらくすると落ちて来る。彼等はまた球を高く擲つ。再び三度。擲つたびに球は落ちてくる。なぜ落ちるのか、なぜ上へ上へとのみのぼらぬかとケートが聞く。「巨人が地中に住む故に」と母が答える。「......
単語の意味
暫く・姑く・須臾(しばらく)
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
2.ちょっと待った!
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犬にでもするようにぽいとそれを床の上にほうりなげた。
有島武郎 / 或る女
二階から果物籠を地球のように路地へほうり投げて
林芙美子 / 新版 放浪記
キャラメルをつぶてのように、三階へ投げてくれる。
林芙美子 / 新版 放浪記
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目尻から溢れ出た涙が、耳たぶからポタポタと雨だれのように落ちる
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
巻き戻しのように上手に後ずさっていってしまう
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
焼け火箸 でも踏んだように、勢いよくとび上がる
芥川龍之介 / 偸盗
(魔が差してそう答える)目の前の闇には、魔がさす時いつもそうなように、一本道が見えた。白く光って確かそうに見えて、私はそう答えた。
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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