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初夏の匂いが、街じゅうにあふれていた。  穏やかで力があって、苦しいほどの草の匂いがする。
吉本 ばなな / とかげ「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:73% 作品を確認(amazon)
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晩春・初夏
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......続ける細胞。ほほの張り、つめの白い半月。生きている、水分をたたえて、流れに乗って。それを感じる。彼女の一挙一動に、生きているはずの自分を映し出すことができる。 初夏の匂いが、街じゅうにあふれていた。 穏やかで力があって、苦しいほどの草の匂いがする。「どこへ?」 とかげが聞いた。「2人で外出するのが、あんまり久しぶりなんで。」「忙しいしね。」 そのとき、突然に、 2人はもう終わるかもしれない……と思った。や......
単語の意味
初夏(しょか・はつなつ)
初夏・・・ 夏の初め。陰暦4月の異名。孟夏(もうか)。首夏(しゅか)。
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の花の咲く時分
梶井基次郎 / 路上
青葉の色も目にしみる初夏のころ
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
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