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夜の町を歩いて酔いをさまして
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
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酒に酔う・酔っ払う
ふらふらした歩き方
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前後の文章を含んだ引用
......なはなしは我家では日常茶飯のことであって、母も、「おとうさんが先に死んだら、私はこうする」とか「ああする」とかいったりしている。 今夜は、夕飯後の仮眠をとらず、夜の町を歩いて酔いをさましてから仕事をつづける。 夜半、疲れて、先代・延寿太夫の〔角田川〕をきく。きき終えて泪が出てくる。どうも、私も年だ。◇ ×月×日「小説現代」の大村、駒井両氏にさそわ......
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いっぱい飲んで、治郎吉はすっかりいい気もち……。
吉川英治 / 治郎吉格子
洪水の中に浮んで遠く流されてゆく死骸のように酔っている。
伊藤 整 / 灯をめぐる虫「伊藤整作品集〈第7巻〉火の鳥,灯をめぐる虫,たわむれに,生きる怖れ (1958年)」に収録 amazon
(元々色黒で)酒に 火照って赤黒かった陣治の顔色は、駅の照明の下で見るとコンクリートのような色に変わっている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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ふらふらした歩き方の表現・描写・類語(歩く・歩き方のカテゴリ)の一覧 ランダム5
まるで夢遊病者のように(ふらふらついて行く)
岡本かの子 / 母子叙情
酔っぱらったごきぶりのようにのろのろと歩く
五木 寛之 / ワルシャワの燕たち amazon
影のようにふらふら吸い寄せられる
川端 康成 / 掌の小説 amazon
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「その他の気分」カテゴリからランダム5
(死の恐怖を)気をまぎらわすために司祭は狭いこの囲いの中を歩きまわった。体を動かさないではいられなかったからである。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
最初は妙に空虚な離れ離れな気分で少しも興に乗れなかったが、段々にそれがよくなって行くのが感ぜられた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
何処からともなく蕎麦 のだしを煮出している匂いがする。胃袋がぶるぶる顫 えて仕方がない。
林芙美子 / 新版 放浪記
私の食慾はあさましく犬の感じにまでおちこんでしまっていた
林芙美子 / 新版 放浪記
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
女王のようにゆったりと丘のほうに歩いて行く
山本 有三 / 波 amazon
あどけない足取りでぱたぱたと駆けて行く
岡本かの子 / 雛妓
なにかに追われているような急ぎ足
野上 彌生子 / 哀しき少年 amazon
風のように走れたのです。息 も切れず膝 もあつくなりませんでした。
宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜
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