葉の色とたいして違いのない青柿の多い時分なのに、たまにあかあかと提灯を吊ったような実が目につくことがある。
岡本 かの子 / やがて五月に (1956年) 作品を確認(amazon)
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柿
木の実(風景)
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阿弥陀堂の森で葉の真中に黒い 小豆 粒 のような実を一つずつ載せている小さな 灌木 を見た。 掌 に大切そうにそれを一つ載せている様子が、彼にはいかにも信心深く思われた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
赤や黄の数珠玉(じゅずだま)みてえな実
森 敦 / 初真桑「月山・鳥海山 (文春文庫 も 2-1)」に収録 amazon
真弓の小枝に、真紅に近い朱色の鈴のような実がついている
落合 恵子 / 夏草の女たち amazon
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いちじくのはじけたの
林芙美子 / 新版 放浪記
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赤土から女の太腿 が出ていた。
梶井基次郎 / 雪後
看護婦達に、彼は山野の清冽な幻想を振り撒いてやるために、そっと百合の花束を匂い袋のように沈めて
横光 利一 / 花園の思想 amazon
(ひまわりの)花弁は輪冠(わかんむり)か縁(ふち)飾りのようで
川端 康成 / 山の音 amazon
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