浦賀のお爺さんの声が響き渡ると家じゅ... | 鳴り響く・轟くの表現・描写・類語｜小説の言葉集

TOP > 感覚表現 > 音の響き > 鳴り響く・轟く

浦賀のお爺さんの声が響き渡ると家じゅうが滝に打たれるように颯々（さつさつ）として

牧野信一 / 淡雪　作品を確認（amazon）

この表現が分類されたカテゴリ

鳴り響く・轟く

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

颯颯・颯々（さっさつ）

颯颯・颯々・・・風が吹くさま。風の吹く音の形容。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。

ここに意味を表示

鳴り響く・轟くの表現・描写・類語（音の響きのカテゴリ）の一覧ランダム５

「言ってないって！」　私は叫び、その声はその小さいガレージにびっくりするほど大きく響いた。全く遠い他人に向けて、理解を強要する響きだった。

吉本ばなな「N・P (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ叫び声（叫ぶ）・わめく力強い声・力を入れて言う鳴り響く・轟く

爆音が鳴り、山々に響く

耳がビリビリ震える

暗い穴の底から響いてくるような声

干刈あがた / しずかにわたすこがねのゆびわ　amazon

浦賀のお爺さんの声が響き渡ると家じゅうが滝に打たれるように颯々（さつさつ）として

牧野信一 / 淡雪　amazon

このカテゴリを全部見る

「音の響き」カテゴリからランダム５

（遠くから聞こえる笛の音）笛の音が、隙もる風のように、啾々（しゅうしゅう）と障子紙に泣きすがって来る

吉川英治 / 八寒道中関連カテ笛・管楽器・吹奏楽器遠くの音隙間風・風が室内に入る

五人並んで頭を下げる。拍手と、それぞれのメンバーの名前を呼ぶ声が、頭のてっぺんから全身に入り込んでくる。

朝井リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ手を叩く・拍手音（声）を聞く、聞こえる

鏡を手から落とした。　金属の床に触れる音が雷のように響いた。

有島武郎 / 或る女

久能が自分の気持ちソックリに作ったというこの鼓の死んだような音色……その力なさ……陰気さの底には永劫（えいごう）に消えることのない怨みの響きが残っている。人間の力では打ち消す事の出来ない悲しい執念の情調（こころ）がこもっている。

夢野久作 / あやかしの鼓関連カテ呪い・たたり太鼓・ドラム・打楽器

庭下駄（にわげた）に踏まれた落ち葉はかわいた音をたてて微塵（みじん）に押しひしゃがれた。豊満のさびしさというようなものが空気の中にしんみりと漂っていた。

有島武郎 / 生まれいずる悩み関連カテ足音・靴音枯れ葉・葉が散る圧迫・踏む・押し潰す

同じカテゴリの表現一覧

音の響きの表現の一覧　

警報・ブザー

同時に聞こえる複数の音

騒がしい・ざわめき

音（声）を聞く、聞こえる

祭りばやし

BGM・背景音楽

オーケストラ・交響楽団

耳をふさぐ・聞こえなくする

聴く・耳を傾ける

こだま・やまびこ・反響する

楽譜・五線譜

不快な音（雑音・ノイズ）

心地いい音・澄んだ音

爆音・大きな音

よく聞こえる

就寝前に聞こえる音

川の音(せせらぎ)

地鳴り・地響き・地震の音

雷の音・雷鳴

笛・管楽器・吹奏楽器

クラクション・警笛

室内の機械音（単調な連続音）

電話の音・電話が鳴る・着信

草木のざわめき

ものが擦れる音

金属音・鋭い音

波の音・潮騒

空耳・幻聴

銃声・発砲

静けさ・静寂

足音・靴音

外から聞こえる音

高音・高い音

低音・低い音

鳴り響く・轟く

きれいな音

小さな音・不鮮明な音

いつもより周囲の音が大きく聞こえる

太鼓・ドラム・打楽器

ピアノ・鍵盤楽器

ギター・バイオリン・弦楽器

耳を澄ます・聞き耳を立てる

音が消える・聞こえなくなる

軋み（きしみ）

その他の音

重い音（低く大きな音）

脳に直接語りかける

室内(空間)が静か

嵐の前の静けさ

ひっそりと佇む

余韻・残響

こもった音

感覚表現大カテゴリ

表現の大区分

感情・気持ち

食べ物・おいしさ

人物・体のパーツ

感覚・五感

風景・情景

単語の意味と単語が使われた文章

比喩表現だけ取り出す

カテゴリ別表現の言葉辞典

日本語表現インフォ TOPへ

ＴＯＰ｜お問い合わせ・不具合の報告｜運営元情報

日本語表現インフォ(小説の言葉集)