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(絵の前で立ち止まらない)洪水が橋台を押し流してしまったあとの、滑らかな流れを見るような極度の不気味さを、人の列に感じて来た。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:98% 作品を確認(青空文庫)
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興味がない・無関心
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前後の文章を含んだ引用
......が並べられてあるのだ。 かの女を不安にしたのは、いつもその前に人だかりがして群衆の囁 きの瘤 を作っているに引きかえ、今日はさっさと人の列は越して行くのだ。かの女は洪水が橋台を押し流してしまったあとの、滑らかな流れを見るような極度の不気味さを、人の列に感じて来た。どうしたことだろう。むす子の絵はもう飽きられたのか。人々に対して魅力を失ったのであろうか。 かの女は不安を抑え切れなくなって、思わず覗き加減に立ち上った。人の隙 ......
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